カナダと米国の間の緊張関係が、カナダ人の隣国への旅行を妨げている可能性はあるが、カナダ国内の観光消費には影響を与えていないようだ。カナダ統計局の最新データによると、2025年第3四半期の観光業の国内総生産(GDP)は実質0.9%増加し、伸び率は前四半期と同水準を維持するとともに、経済全体(0.5%)の伸び率を上回った。第3四半期の観光支出は0.7%増加したが、第2四半期の伸び率は0.9%であった。カナダにおける外国人観光客の観光支出は1.2%増加し、全分野で増加が見られ、第2四半期の5.6%という急落から回復した。カナダ国内居住者の観光支出も0.5%増加した。このうち、宿泊サービス、旅行前の支出、およびレンタカー費用の増加が、航空輸送費の減少を相殺した。