猛吹雪と急激な気温低下がヨーロッパを襲い、交通や電力システムが麻痺する中、アムステルダム・スキポール空港では航空機の除氷液が底をつきつつある。先週の寒波の到来以来、同空港の除氷作業の大部分を担うエールフランス・KLMグループは、例年の冬期全体分の除氷液に相当する量を毎日消費している。広報担当のAnoesjka Aspeslagh氏によると、在庫が逼迫したため、KLMのチームは火曜日の夜、緊急でドイツへ赴き、サプライヤーから追加の除氷液を調達した。それにもかかわらず、スキポール空港では大雪と強風により深刻な遅延が発生しており、水曜日までに600便以上が欠航となった。極寒の天候により、欧州の他の空港でも除氷液の在庫が底をつき、フランスでも数百便の欠航が発生している。AFP通信によると、この寒波によりフランスでは交通事故で少なくとも5人が死亡した。また、降雪によりスコットランドでは気象警報が発令され、中央ヨーロッパでは数百キロに及ぶ交通渋滞が発生した。本日も新たな降雪が見込まれており、フランス、ベルギーからドイツ、デンマークにかけてオレンジ警報が発令されている。