米国やアジアの株式市場の動向に牽引され、欧州の主要株価指数は概ね下落したが、防衛セクターは上昇を続けた。英国のFTSE 100指数は0.4%下落した。鉱業株は商品価格の下落に伴い下落し、小売大手のテスコは5.4%下落、プライマークの親会社であるユニオン・フーズは10%急落した。マドリードのIBEX35指数は0.2%下落し、フランスのCAC40指数は高級品株の下落を受けて0.1%下落した。欧州大陸市場において、防衛セクターが明るい材料となった。これに先立ち、トランプ大統領が米国の国防費を1.5兆ドル規模にすべきだと訴えていた。BAEシステムズとレオナルドが同セクターを牽引し、それぞれ5.8%と4.4%上昇した。ドイツのDAX指数は、前営業日に終値の過去最高値を更新したのに続き、防衛株に牽引されて反発を続け、0.25%の小幅高となった。防衛株の押し上げ効果により、銀行株が軟調だったにもかかわらず、イタリアのFTSE MIB指数は横ばいで推移した。