Svmuuニュース UBSのチーフエコノミスト、ポール・ドノバン氏は、現職の米連邦準備制度議長に対する刑事捜査の開始は、結果的に中央銀行の独立性を強化することにつながる可能性があると論じている。市場の反応からは、投資家の間で、米連邦準備制度が政治的介入を受けずに金利を管理できる能力に対する懸念が高まっていることがうかがえる。資産価格全体としては大きな変動は見られないものの、長期米国債利回りは上昇し、ドルは軟調となっている。ドノバン氏は、パウエル氏の強硬な姿勢は、彼が今年中に米連邦準備制度理事の職を辞任する意思がないことを示唆している可能性があると述べた。同時に、米上院が新任の米連邦準備制度議長の指名承認を先送りする可能性がある兆候も見られる。また同氏は、中央銀行の独立性に対する市場の懸念が、将来の金融政策決定においてタカ派的な圧力として作用する可能性があるとも指摘した。(金十)