香港特別行政区政府の陳茂波財政司司長は、「第14次五カ年計画」の提案に沿って人民元の国際化を推進するため、人民元業務の資金枠を今月初めに2000億元に倍増させたと述べた。これにより、金融機関が企業や顧客に対し、貿易や越境業務などにおいて人民元をより広く利用できるよう支援することが可能になる。同時に、香港政府は人民元と域内の他の通貨との間で、より円滑な外国為替相場提示および取引を実現し、取引コストを削減する方針だ。さらに、香港政府は、オフショア人民元市場の商品ラインナップを充実させ、オフショア人民元債券のイールドカーブを整備するため、異なる満期の人民元建て債券を定期的に発行する。また、業界と連携してオフショア人民元金利カーブの構築を積極的に推進し、短期・中期金利市場の価格発見機能を強化するための具体的な措置を検討する。また、香港政府は、質の高い発行体に対し、香港での人民元建て債券の発行を増やし、新興市場を開拓するよう働きかけ、より多くのクロスボーダー人民元取引が香港で行われるよう促す。(香港経済日報)