Svmuuニュース 最近、市場ではStrategy(MSTR)が「デッドスパイラル的な売り」に陥る可能性への懸念が高まっている。その背景には、ビットコインの価格が一時約6万ドルまで下落し、そのレバレッジ型トレジャリーモデルの安定性に関する議論を呼んだことがある。しかし、BenchmarkやTD Cowenなどのウォール街の機関はレポートを発表し、この悲観的な見方を明確に否定するとともに、Strategyに対する「買い」の格付けを維持した。 Benchmarkのアナリスト、Mark Palmer氏は、「デッド・スパイラル」の仮説は複数の緩衝層を無視していると指摘する。ビットコインの大規模な売却が行われる前に、同社は約10億ドルの現金準備を配当支払いに充てる必要があり、また現在の約550億ドルに上るビットコインの保有高も強力な緩衝材となっている。STRCは、約100ドルの価格を維持し、約11.5%の変動年率利回りを提供することを目的とした永久優先株の一種である。分析によると、このメカニズムは「収益需要→資金調達→BTCの追加購入」という循環を形成しており、同社の長期的な財務モデルの中核となる資金調達エンジンと見なされている。 一方、TD Cowenは、ビットコインが大幅に調整した期間においても、STRCの構造は低いボラティリティを示しており、資本構造の安定化に寄与していると指摘し、これを単なる高リスクな投機ツールではなく、「収益と資本保護のツール」として位置付けている。しかし、市場にはこの構造が「負のフィードバックループ」のようなリスクメカニズムを形成し、極端な状況下で資産の売り圧力を引き起こす可能性があるとする批判の声も存在する。(The Block)